今年のコンテストのテーマは「瀬戸に住んで思うこと」「私の夢」「母国の文化」の三つです。
「小中学生の部」では23名、「一般の部」では3名の皆さまが参加されました。
昨年と比べると、一般の部は5名減りましたが、その一方で小中学生の参加者が8名増え、よりにぎやかな開催となりました。
また本日発表される皆さまの国籍は、スリランカ、ペルー、ベトナム、インドネシア、ブラジル、中国と、多様な背景をお持ちの方々です。
昨年のコンテストを拝見し、言葉を学ぶときの楽しさだけでなく、「母国語ではない言葉で気持ちを伝える難しさ」も思い出しました。
私が昔スペイン語を勉強していたとき、「元気ですか?」と聞かれているのに、発音を誤り「私は結婚しています」と答えてしまうという、まったく噛み合わない会話になってしまったことがあります。自分の気持ちが正しく伝わらない、そんなもどかしさを味わいつつも、「こういうすれ違いこそ、外国語を学ぶ人なら誰もが通る道なんだな」と気づかされた瞬間でもありました。
発表される皆さまもきっとそれぞれに壁を乗り越えて、本日のステージに立たれるのだと思います。そして皆さんのお話には、私たちが日常ではなかなか気づけない発見や、新鮮な視点が数多く散りばめられているに違いありません。そのような多様な価値観に触れられることこそ、このコンテストならではの魅力と言えるでしょう。
発表時間は一般の部が4分、小中学生の部が2分と限られていますが、その短い時間の中に、皆さんの思いがぎゅっと込められていますので、どうか一つひとつの言葉に耳を傾けていただければ嬉しく思います。
ご来場の皆さまにとって新しい気づきや学び、そして温かい交流の場となりましたら幸いです。
最後になりますが、第18回NIHONGOスピーチコンテストの主催は「瀬戸市国際センター」、協賛は「瀬戸北ロータリークラブ」、後援は「瀬戸市」「瀬戸市教育委員会」となっております。
国際奉仕として世界平和の観点から今後ともご理解とご協力を賜りたいと思います。